​本記録における地図上の座標ピンは、広域表示の便宜上、現地の厳密な位置特定を保証するものではありません。航空写真でしか覗けない立ち入り禁止区域の神秘や、ストリートビューで刻々と変わる景色を楽しみ、心惹かれた場所へはぜひ実際に足を運んでいただきたいため、あえて画像を使わず周辺座標の提示に留めています。この記録が、あなたの**『まだ見ぬ世界』との出会い**になれば幸いです。

放棄された場所

残留する記憶

【残留する記憶:626】サホロモータースポーツランド―十勝の原野に刻まれた、アスファルトの残響と閉ざされた轍

北海道新得町にかつて存在した「サホロモータースポーツランド」。全長1,463mのコースやジムカーナ、グラベルコースを備え、全日本大会の舞台にもなった聖地の記憶を観測。営業休止から時を経て、十勝の原野に帰ろうとするアスファルトの現状とアクセス、歴史を記録します。
蒐集された噂

【蒐集された噂:617】ホテルトロピカル―横浜の廃墟に憑依した「みさお」と、警察が否定した殺人事件の虚像

神奈川県横浜市に存在する廃ホテル「ホテルトロピカル」。ネット上で囁かれる従業員「みさお」の霊や凄惨な殺人事件の噂。しかし、その実態は警察が動画で「事実無根」と完全否定する特異な場所だった。拡散された都市伝説の深層と、厳重な立入禁止区域の現状を観測。
不自然な座標

【不自然な座標:613】三里峰の亡霊サーキット―和歌山、バブルの狂乱が残した「未完」の傷跡と森の再生

和歌山県みなべ町、標高400mの山頂付近に刻まれた「三里峰サーキット」の未完成遺構を観測。バブル崩壊により放置された広大な造成地は、なぜ今「みなべ百年の森」へと姿を変えようとしているのか。不自然に削られた地形に残留する記憶と、自然の復元力を解読する。
不自然な座標

【不自然な座標:607】ザ・ワン(The One):欲望が結晶化したアメリカ史上最大級の「ギガ・マンション」と、崩れ去った5億ドルの神話

ロサンゼルス・ベルエアに位置するアメリカ最大級の邸宅「The One」。21の寝室、42のバスルーム、ボウリング場、映画館を備えた超豪華仕様。当初5億ドルで売り出されるも開発者が破産。1億4100万ドルで落札された「欲望の迷宮」の全貌をアーカイブ。
残留する記憶

【残留する記憶:605】アグダム(Aghdam):廃墟の海と化した「コーカサスのヒロシマ」

アゼルバイジャンのアグダム。1990年代のナゴルノ・カラバフ紛争で徹底的に破壊され、「コーカサスのヒロシマ」と呼ばれる世界最大級のゴーストタウン。数十年にわたる無人状態を経て始まった復興計画と、瓦礫の中に残された戦争の記憶をアーカイブ。
残留する記憶

【残留する記憶:601】ムリーニの谷(Vallone dei Mulini):ソレントの街底に沈む、緑に呑まれた「時を止めた製粉所」

イタリア・ソレントの街中に忽然と現れる巨大な亀裂「ムリーニの谷」。19世紀に放棄され、現在は豊かな緑に覆われた製粉所廃墟。SNSで世界一美しい廃墟とも称されるその神秘的な姿と、地形が語る歴史的背景、現地へのアクセス方法を詳細にアーカイブ。
残留する記憶

【残留する記憶:597】サナトリウム・メデア:旧ソ連の栄華が剥落した「癒やしの宮殿」

ジョージア(旧グルジア)の温泉保養地ツカルトゥボ。かつてスターリンも愛したこの地に建つ「サナトリウム・メデア」は、ソビエト建築の極致とも言える豪華な廃墟。崩れゆく円柱と、そこに今も残留する歴史の記憶を辿る。
残留する記憶

【残留する記憶:596】清里駅前廃墟群:「高原の原宿」と呼ばれた狂乱のブーム、その終焉の断片

1980年代、女性誌を中心に爆発的な人気を博した山梨県「清里」。メルヘンチックな建物が並び「高原の原宿」と称された街は、バブル崩壊と共に沈黙した。駅前に残留する廃墟群から、かつての狂乱と現代の再生の姿を紐解く。
残留する記憶

【残留する記憶:594】カヤキョイ:静寂に沈んだ「岩の村」と、行き場を失った数千の物語

トルコ南西部、フェティエ近郊に広がる巨大な廃墟の村「カヤキョイ」。1920年代の住民交換によって主を失った石造りの家々。屋根のない家が並ぶ「ゴーストタウン」に残留する歴史的悲劇と、現在の静かな景観を徹底解説。
進入禁止区域

【進入禁止区域:591】死者の静寂に包まれた孤島:ティラムーク灯台「テリブル・ティリー」の変貌

オレゴン州沖、荒波に洗われる孤岩に立つティラムーク灯台。その過酷さから「テリブル・ティリー」と恐れられた灯台は、廃灯後、遺骨を納めるコロンバリウム(納骨堂)へと姿を変えた。接岸不可能、進入禁止の「死者の家」となった洋上の遺構を記録。