LOCATION: AOYAMA PASS, MIE/NARA, JAPAN
COORDINATES: 34.6754126, 136.2911983
STATUS: ABANDONED RAILWAY RUINS / ACCIDENT SITE
三重県伊賀市と津市の境、布引山地を貫く「青山峠」。かつて近鉄大阪線において最大の難所と謳われたこの地には、歴史の闇に埋もれた鉄路の傷跡が静かに横たわっている。「旧青山駅跡と旧青山トンネル」。ここは、1971年に発生した凄惨な列車衝突事故の記憶を刻んだまま、半世紀以上の時を止めた廃線遺構地帯である。
鬱蒼と茂る緑の中に突如として現れるコンクリートのプラットホーム、虚空を支え続ける廃橋梁、 … (中略) … 呪われた記憶を封じ込めるようにして廃止されたのである。
座標 34.6754, 136.2911: 森に浸食される「魔の峠」
以下の航空写真を観測してほしい。現在の近鉄大阪線は新青山トンネルという長大なトンネルでこの峠を一気に突き抜けているが、その北側、等高線に沿うようにして、かつての線路敷が「不自然な空白」として山肌に残っているのが確認できるだろう。
※様々な諸事情(通信環境や地理的要因など)によりマップが表示されないことがありますが、上記ボタンより正確な座標へ遷移可能です。
この座標における最大の特徴は、廃線となった当時の姿が「意図的に放置された」かのように生々しく残っている点にある。 … (中略) …
旧青山トンネル:闇の中に残留する戦慄のノイズ
この遺構地帯において、心霊スポットとして最も名を馳せているのが、衝突事故の舞台となった「旧青山トンネル」である。 … (中略) …
当サイトの考察:物理的廃墟と想念の重畳
旧青山トンネル周辺が、なぜこれほどまでに「出る」と言われ続けるのか。 … (中略) …
【アクセス情報】廃線の深淵へ近づくための指針
旧青山駅跡および旧青山トンネル周辺は、公式な観光地ではなく、極めて危険な廃墟地帯であることを肝に銘じなければならない。
主要都市からのアクセス:
近鉄「東青山駅」が最寄りとなる。大阪難波駅から急行等で約1時間半〜2時間。
移動手段:
・徒歩:東青山駅より「東青山四季の里」を抜け、旧線跡の遊歩道を歩く。ただし、遊歩道として整備されているのは一部であり、旧駅跡や旧トンネル付近は公式なルートから外れた「道なき道」となることが多い。
・車:国道165号線から旧道方面へ入るが、道幅が極めて狭く、駐車スペースも皆無であるため推奨されない。
【⚠ 訪問・観測上の厳重な注意事項】
法的および物理的リスク:
旧青山トンネルおよび一部の遺構は、近畿日本鉄道の私有地であり、立ち入り禁止の看板が設置されている。無断侵入は不法侵入となる。また、トンネル内は崩落の危険が極めて高く、有毒ガスや酸欠の恐れもあるため、内部への進入は絶対に避けること。
野生動物と地形:
このエリアはツキノワグマやイノシシの生息地である。また、急峻な斜面が多く、滑落事故も発生している。単独での接近は避け、十分な登山装備が必要だ。
心構え:
ここは多くの命が失われた場所である。興味本位での冷やかしや、騒ぐといった行為は慎むべきである。あくまで「歴史の証人」として、敬意を持って静かに観測することを強く求める。
情報のアーカイブ:参照資料
旧青山峠における事故の記録と廃線の歴史については、以下のアーカイブ資料がその事実を詳細に伝えている。
- 近鉄グループホールディングス:社史における鉄道事故の記録と複線化工事の歴史。
Reference: Kintetsu Group Official - 三重県公文書館:当時の事故報道および行政の対応記録。
Reference: Mie Prefectural Archives
断片の総括
旧青山駅跡。旧青山トンネル。座標 34.6754, 136.2911。ここは、かつて「日本の発展」という夢を乗せて走った鉄路が、一瞬の悲劇によって呪縛された地である。 … (中略) …
(残留する記憶:074)
記録更新:2026/02/19

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